トガヒミコと歪んだ性癖のやり場。
※『僕のヒーローアカデミア』アニメ109話「再臨祭」トガヒミコのネタバレを含みます。注意。
109話のトガちゃん。
最高すぎました。
せっかくなので「歪んだ性癖のやり場」というテーマで少し話します。
みんななにかしら人に言えない性癖ってあるじゃないですか。
まぁ僕の場合ほとんどいっちゃってるんですけど、それでもまだまだあるわけで。
トガちゃんの場合はそれが血を吸う事。
自分の個性の影響かどうしても血に興味がとまらないトガちゃん。
それが女子高生らしい恋愛感情と結びつき、歪んだ性癖となり。
その結果「連続殺人鬼」トガヒミコが生まれた。
好きだから、大好きだからこそ血を吸いたい。
愛したいからこそ吸血せずにはいられない。
自分をさらけ出すのって本当に難しいことですよね。
しかも、それを受け入れてもらえるとも限らない。
でも、自分をさらけ出して殺人鬼になって、
そこまでしてやっと心から笑えるようになったトガちゃんにどこか感情移入してしまう自分がいるのです。
もちろん犯罪行為は行ってはなりません。
でも、自分を好きになろうとすればするほど、法を犯してしまいそうなほどに歪んでいる自分に気が付いたとき。
それらの感情とどうやって向き合っていけばいいのでしょうね。
なにか別の手段で発散するのか、それとも実際に行動してしまうのか。
それはまあ結局その人次第なんですけれど。
でも私が絵を描いている理由はそのあたりが大きいんじゃないかな。きっと。
そもそも普通とは違う、異常性をもって生まれてしまった人間が、本当に幸せになることなんてできるのでしょうか。
……あなたにも歪んだ性癖を、そして自分自身をさらけ出せる場所が見つかるといいですね。
ということで「歪んだ性癖のやり場」についてのお話でした。
あ、くれぐれも犯罪行為はダメですからね。
ではまた。